脱炭素の取り組みで先行する北欧やドイツでは、地域暖房(ディストリクト・ヒーティング)の大型プラントにおいて、高度なフィルター技術とCO2回収装置を組み込んだスマートな排煙塔が不可欠なインフラとなっている。日本でもこの手法を取り入れる自治体が増え始めた。
単に廃棄ガスを排出するだけでなく、排熱を回収して温水プールや農業ハウスへエネルギーを再供給する熱電併給(コージェネレーション)システムとの連携が進行している。欧州の先進事例を日本の地域事情に合わせてローカライズする試みが、今後のエネルギー政策の鍵を握る。