現在、最大の焦点となっているのがロス五輪女子バレー新監督の人選です。次期サイクルの舵取りを担う人物として、バレー界内外から複数の女子バレー監督後任候補が取り沙汰されています。
その議論の中核にあるのが、全日本女子バレー監督外国人招聘プランです。男子日本代表がフィリップ・ブラン監督のもとで世界屈指の強豪へと進化を遂げた成功体験を受け、女子にも「世界の最先端を知る本格派の外国人指導者を呼ぶべきだ」という声は根強く存在します。ヨーロッパのトップクラブを率いる名将や、イタリア、トルコなどの強豪国でアシスタントを務めた戦術家が候補としてリストアップされており、固定観念にとらわれないサイドアタックの再構築が期待されています。
一方で、国内のSVリーグで卓越した実績を残す日本人指導者の存在も見逃せません。国内の選手層や日本の組織力、特有のメンタリティを熟知した指揮官が代表監督に就任するシナリオも現実味を帯びています。若手育成の手腕に長けた指揮官が抜擢されるのか、あるいは男子に続く外国人路線で抜本的な改革を断行するのか、JVA強化本部の選択は日本女子バレーの今後10年を左右することになります。