だが、彼女はただ傷つき、引きこもるタレントではなかった。バッシングを巧みに集客力へと換金する強靭なタフネスを持ち合わせていた。まだ日本で「インフルエンサーマーケティング」という言葉が定着する前から、彼女は個人の日常を発信し、商品プロデュースや企業タイアップへと繋げるビジネスモデルを確立していたのだ。
アンチが叩くためにブログを訪れ、アクセス数が急増し、結果として広告収入や認知度が跳ね上がる。批判を恐れて沈黙するのではなく、日常をそのまま更新し続ける姿勢は、結果的にWebマーケティングにおける圧倒的な強みとなった。批判すらも自らのコンテンツ価値へと昇華させた手腕は、現代のSNSマーケティングの先駆例と言える。