多くの人が「雰囲気が一変した」と実感し始めた時期は、高梨選手が20歳を迎えた2016年前後です。日本体育大学へ進学し、成人を迎えたこのタイミングが大きな変革の起点となりました。
当時、インタビューで「先輩たちから『身だしなみとしてメイクを覚えた方がいい』とアドバイスを受けた」と語っていた通り、スキンケアやコスメへの関心を急速に高めていきました。さらに、ワールドカップ遠征でヨーロッパをはじめとする世界各国のトップアスリートたちと過ごす時間が増えたことも決定的な契機となります。海外の選手たちが競技中も自分らしいメイクやファッションを楽しみ、一人の自立した女性として堂々と輝く姿に強いインスピレーションを受けた高梨選手は、競技力向上と同じ熱量で自己プロデュースの探求を開始しました。