ネット上の情報では「メロゴールドは常温でしばらく置いて追熟させると甘くなる」と書かれているケースが見受けられますが、これは植物学的には正確ではありません。
メロゴールドを含む柑橘類は「非クライマクテリック型果実」であり、バナナやキウイのように収穫後にデンプンが糖に変わって糖度そのものが増す(追熟する)ことはありません。
常温で数日置くことで酸味がわずかに分解され「酸が抜けて甘く感じられる」ことはありますが、放置しすぎると果汁が蒸発して「ス上がり(果肉がパサパサになる現象)」を起こします。購入後はなるべく早く食べるか、乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのが最も美味しさをキープする方法です。
【重要な医療・健康上の注意点】
メロゴールドはグレープフルーツの交配種であるため、血圧降下薬(カルシウム拮抗薬など)や特定の脂質異常症治療薬の代謝を阻害する成分「フラノクマリン類」を含んでいます。該当する医薬品を処方されている方は、摂取を避けるか必ず主治医・薬剤師に相談してください。