旅行口コミサイトやSNS上における訪問者のリアルな評判を検証すると、青の洞門の評価は「歴史的背景を知って訪れると感動が倍増する」という声が圧倒的多数を占めています。
現場観察で特に注目すべきポイントは以下の3点です。
- 手彫り跡が残る岩肌と明かり窓:トンネル内部の一部には、明治期の改修を免れた禅海和尚の手彫り区間(約144mのうち現存部)が露出しています。ゴツゴツとした岩肌には無数のノミの打痕が刻まれており、外の光を取り入れ採掘土を川へ捨てるために開けられた「明かり窓」から山国川の青い清流を望むことができます。
- 競秀峰(きょうしゅうほう)の圧巻のパノラマ:対岸の駐車場や耶馬渓橋(通称:オランダ橋)から見上げる競秀峰は、長さ約1キロメートルにわたって巨岩が屏風のように立ち並ぶ絶景です。秋の紅葉シーズンには岩肌の緑とモミジの赤・黄が鮮烈なコントラストを描きます。
- 珍しい信号待ち体験:車でトンネルを通過する場合、トンネル手前にある感知式信号機で待機します。道幅が1車線分しかないため、対向車が完全に抜けきるまで青信号に変わりません。このレトロな通行体験そのものを楽しむドライバーも少なくありません。
一方で、口コミでは「予備知識なしで行くと単なる狭いトンネルに見えてしまう」「車で通り抜けるだけだと一瞬で終わってしまう」という指摘も見られます。青の洞門の魅力を真に味わうためには、車を公共駐車場に停め、徒歩で手彫り部分を歩き、禅海記念館や対岸の展望エリアまで足を延ばす散策スタイルが強く推奨されます。