スマホを開けば、誰でも一瞬で情報にアクセスできる時代だ。「リスト」や「まとめ」というフォーマットは、複雑なニュースを短時間で消費したいユーザーにとって魅力的だ。しかし、この利便性が裏目に出ている。アルゴリズムは正確さよりも「インパクト」を優先する傾向があるからだ。
共演経験がある、あるいは過去に同じイベントに登壇したという程度の薄い接点すら、「関係者」としてブラックリスト化される。ひとたびネット上に拡散された名前は、デジタルタトゥーとなって残り続け、本人の活動や家族の生活に大きな影を落とす。プライバシーの侵害と国民の知る権利のバランスが、今まさに大きく問われている。