外傷がないにもかかわらず、急激に赤ちゃんの頭頂部が深くへこんできた場合、体内からの危険信号である可能性が高まります。その代表例が乳児の脱水症状です。
高熱、激しい下痢、嘔吐、あるいは哺乳量の急激な低下によって体内の水分が著しく不足すると、頭蓋内の圧力が下がり、大泉門が著しく窪みます。このとき、以下のような兆候が同時に現れていないか直ちに確認してください。
・唇や口の中がカラカラに乾いている
・泣いているのに涙が出ない
・おしっこの回数が激減し、半日以上オムツが濡れない、または尿の色が非常に濃い
・皮膚に張りがなく、ぐったりとして視線が合わない
これらの脱水サインが見られる場合、放置すると短時間で重篤化する恐れがあります。水分補給を試みつつ、速やかに医療機関で点滴などの処置を受ける判断が求められます。