シーサンドコートが他社のサイディング外壁と決定的に異なるのは、塗料大手のエスケー化研と住友林業が専用に開発したモルタル吹付け外壁材である点です。主原料には瀬戸内海で採取された天然の貝殻(ホタテやアコヤ貝など)と海砂、マイカ(雲母)がふんだんに練り込まれています。
施工は職人が下地モルタルの上に手作業でガン吹き付けを行い、骨材を均一に散布していきます。工場生産されたパネルを貼り合わせるサイディングとは異なり、「外壁に目地(コーキングの継ぎ目)が出ない」ため、建物全体が継ぎ目のない一体感のある彫刻のような佇まいに仕上がります。
朝夕の斜光や季節の太陽高度によって表情を変える光の反射は、人工塗料では決して再現できない天然素材ならではの強みです。無機質な建材にはない温もりと重厚感を両立できる点が、木造注文住宅としてのブランド価値を一層高めています。