受験生や保護者が最も気にする最新偏差値は、地域トップクラスの数値を維持している。主要高校への進学実績を見ても、県立の伝統進学校への合格者数は前年比で2割増。私立難関校の特待生枠を獲得する生徒も相次いでおり、学力水準の底上げが数値となって顕著に表れた。
一方で、放課後のグラウンドや体育館を覗くと、部活動の評判にも大きな変化が見られる。勝敗第一主義のスパルタ指導から一転、効率と主体性を重視した練習メニューへシフト。週2日の完全休養日を設けながらも、陸上部や吹奏楽部が地区大会で快挙を成し遂げている。短時間で高い成果を出すスタイルは、忙しい現代の中学生にとって大きな魅力となっている。
実際に通う生徒のひとりは「自分で考えて練習法を決められるから、無駄な長時間の拘束がない。勉強との両立が本当に楽になった」と笑顔を見せる。表面的な数字や噂だけでは分からない、地に足のついた学校生活のリアルがそこには存在する。