100歳を超える高齢者を指す「センテナリアン」たちの暮らしは、従来のシニア像を根本から覆すパワーに満ちている。かつて高齢期といえば家族と同居するか施設で手厚いケアを受けるのが当然とされていたが、自分の価値観や生活習慣を守りながら一人で暮らす選択をする人が増えた。
超高齢社会が進展するなかで、これは単なる孤立ではなく「前向きな自立」を意味する。もちろん、完全な独力だけで暮らしているわけではない。必要なときには周囲の手を借りつつも、主体的に自分の人生の舵を握り続けるしなやかさこそが、センテナリアンたちの最大の共通点と言えるだろう。