こうした医学的知見の蓄積に伴い、ヘルスケア・リハビリテーション業界では、バイオメカニクスに基づく実践的な「O脚改善プログラム」の開発と普及が加速している。従来のO脚矯正といえば、膝同士を無理に引き寄せたり、骨盤の揉みほぐしを中心とした施術が主流であった。しかし最新のプログラムでは、専門の理学療法士が個々の足圧分布を厳密に測定し、足関節・膝関節・股関節の連動性を再教育するシステムが標準化されつつある。
現場で指導にあたる理学療法士たちは、足部のアライメントを整えるインソールの活用と並行して、足底内在筋の強化や股関節内回転筋の促通トレーニングを組み合わせて指導を行う。受講者からは「長年悩んでいた太ももの張りが数週間で和らいだ」「脚のラインがまっすぐになり、歩く際のスムーズさが全く違う」といった実感が寄せられており、予防医療と美容の両面で高い成果を挙げている。