生産現場や行政の場では、この名称はどう扱われているのか。農林水産省の作付面積統計や地域特産野菜の分類では、植物全体を示す品目として「シソ」が用いられる。そのうえで、栽培されるシソは大きく青じそと赤じその2種類に分けられている。
私たちが普段スーパーで「大葉」として購入している緑色の葉は、具体的には青じその葉の部分を指す。一方で、梅干しの色付けやシソジュースに使われる紫色の赤じそを「大葉」と呼ぶことは基本的にない。すなわち、「大葉」とは青じその葉身という特定部位に付けられた商品名・流通名なのである。