この供給体制の裏には、経営陣の強力なリーダーシップと官民の密接な連携が存在する。ローソンの竹増貞信社長は、コンビニを「地域のセーフティネット」と位置づけ、生活必需品の確実な確保を最優先課題として掲げてきた。
さらに、全国農業協同組合連合会(JA全農)との緊密なパートナーシップを構築したことで、農家からの直接調達ルートが大幅に強化された。これにより、市場の需給逼迫時にも安定した入荷量を確保することが可能となった。
農林水産省が推進する食料安全保障や主食米の安定供給方針とも足並みを揃え、官民一体となった流通イノベーションが実を結んでいる。単なる商業取引を超えた社会的インフラとしての機能が今、まさに発揮されている。