この劇的な変化を牽引してきたのが、官民が一丸となって推進する「舟橋村まちづくりプロジェクト」だ。プロジェクトのキーマンである渡辺光氏をはじめとするチームは、行政の硬直化した発想を打破し、民間企業のノウハウを貪欲に取り入れてきた。
舟橋村役場の廊下を歩くと、職員と民間事業者が膝を突き合わせて熱弁を振るう光景に遭遇する。渡辺光氏は「小さいからこそ、意思決定のスピードはどの自治体にも負けない。実験的な試みを即座に実行に移せるのが私たちの武器です」と語る。住民の声を集約し、それを数か月単位で具体的な施策へと反映させるフットワークの軽さが、村の進化を加速させている。