離婚という選択をしたものの、親としての責任と家族への思いが途切れたわけではない。スザンヌとの間に生まれた長男について、斉藤は成長を温かく見守る立場を保ち続けている。スザンヌ側もメディアの取材に対し、父親としての斉藤に対する感謝や良好な関係性をたびたび口にしている。
熊本を拠点に独立した事業や生活を営むスザンヌと、指導者や解説者として多忙を極める斉藤。形こそ夫婦ではなくなったものの、子供の成長を第一に考える共同パートナーとしての信頼関係は、時間をかけて再構築されたと言える。泥沼の愛憎劇とは一線を画す、大人としての分別ある距離感がそこには存在する。