人機一体が開発する巨大ロボットの動作映像は、公式YouTubeチャンネルなどを通じて世界中に拡散され、大きな反響を呼んでいる。重厚な金属の腕が滑らかに動き、人の繊細な手つきを再現する様は、国内外の技術者やアニメファンを同時に熱狂させた。
しかし、その華やかな映像の裏には、膨大な試行錯誤の歴史が存在する。野外の厳しい環境下での耐候性確保、重量物を持った際の車体バランスの維持、そしてミリ単位の制度が求められる操作感のチューニング。実験室のクリーンな環境では見えてこない泥臭い課題を、現場の職人たちとの対話を繰り返しながら一つひとつ克服していったことこそが、実用に耐えうるロボットづくりの真骨頂と言える。