この問題は学術的な関心にとどまらず、主要メディアを通じても急速に社会問題化している。NHKのニュース解説番組や特集コーナーがスズメの危機を大々的に取り上げたほか、Yahoo!ニュースのコラムやトピックスでも「身近な鳥の消滅」として連日話題に上った。コメント欄には「そういえば最近、チュンチュンという声を聞かない」「ベランダに来なくなった」といった一般市民からの共感や困惑の声が数千件規模で寄せられている。
身近な存在であったからこそ、その消失が市民に与える心理的インパクトは大きい。スズメの激減は、単に一種類の鳥が減るという話にとどまらず、人間が暮らす生活空間そのものの自然豊かな豊かさが損なわれているシグナルとして捉えられている。