時代が平成から令和へと移り変わり、配信サービスを中心としたアーカイブ環境が整備された現在、当時の映像作品は新たな世代によって再発見されている。現在、U-NEXTやAmazon Prime Videoといった名だたる動画配信プラットフォームにおいて、東宝映画版やTBSテレビのドラマシリーズがデジタル配信・レンタル展開されており、往年の名作として再び視聴を集めている。
リアルタイムで『積木くずし』を知らない若年層が、配信を通じて当時の過激なドラマツルギーや家庭内暴力の凄絶さに触れ、SNS等で活発な議論を交わす現象が見られる。動画配信サービスを通じた再評価は、穂積由香里という一人の女性が残した生きた軌跡を、風化させることなく現代へと繋ぐ役割を果たしている。