ポックルが命を落とすに至ったプロセスは、環境保護団体を装う特殊自治区「NGL(ネオ・グリーン・ライフ)」への潜入調査から始まります。ハンター試験の同期であるポンズや仲間たちとともに、生物学的異常事態を察知して現地入りしたポックル一行でしたが、彼らを待ち受けていたのは生態系の頂点を脅かすキメラアントの師団でした。
ポックルの戦闘力自体は決して低くありませんでした。彼が編み出した念能力「七色弓箭(レインボウ)」は、オーラの弓から異なる特性を持つ7色の矢を放つ複合型の技です。作中では、高い燃焼効果を持つ「赤の弓」で雑兵クラスの蟻を一撃で焼き尽くすなど、プロハンターとしての力量を確かに示していました。
しかし、決定的な命運を分けたのが師団長ザザンとの遭遇です。ザザンの放った針から注入された強力な麻痺毒により、ポックルは神経を冒され、満足にオーラを練ることも肉体を動かすことも不可能な状態に追い込まれます。仲間のポンズだけでも逃がそうと機転を利かせ、彼女の蜂を用いた外部への救援要請に望みを託したものの、ポンズ自身も直後に名無しの兵隊蟻によって射殺・捕食されるという凄惨な結末を迎えました。
毒が抜けるのを待つため、ポックルはキメラアントの巣の内部、人骨や汚物が散乱する骨の山に「絶」状態で潜伏していました。しかし、その瞬間まさに巣の中で覚醒したばかりのネフェルピトーが放つ禍々しいオーラ(円)と異常な知覚能力によって隠伏を完全に見破られ、抵抗の余地なく捕獲されてしまったのです。