原点を振り返れば、彼女の世界挑戦はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント製作の大作『バイオハザード: ザ・ファイナル』から始まった。あの衝撃的なハリウッドデビューから数年。主演のミラ・ジョヴォヴィッチと肩を並べ、過酷な撮影現場で培った経験は、彼女の表現者としての魂に火をつけた。
「言葉の壁も文化の違いも、本気でぶつかれば武器になる」。当時の現場でミラから受け取ったプロフェッショナリズムは、今も彼女の血肉となっている。一過性の話題作りに終わらせず、その後すぐに日本での安定したポジションを手放して海を渡った決断。その根底には、本場の映画界で本物として認められたいという純粋な渇望があった。