当取材班が入手した内部資料および関係者への独占取材により、広島大学で生じた一連の事態の全貌が判明した。事態を重く見た組織側は、外部の弁護士や専門家で構成される第三者調査委員会を設置。徹底した関係者への聞き取り調査を実施した結果、対象となった教員による不適切な身体的接触やハラスメント行為が事実と認定された。
これを受け、大学側は該当教員に対して懲戒解雇を含む厳正な処分を実施したと発表した。しかし、被害が長期間にわたって看過されていた事実に対する批判の声は収まっていない。問題の発端から隠蔽の疑い、そして処分に至るまでの経緯は、大学の事後対応における多くの課題を露呈させる形となった。