春の桜シーズンに集中しがちだった観光客の分散化も着実に進んでいる。2026年のトレンドは、秋の鮮やかなモミジと富士のコントラスト、そして雪化粧した冬の静謐な情景を楽しむ「オフシーズン観光」だ。自治体は通年での魅力をアピールするため、ナイトハイキングや早朝の朝モヤ鑑賞ツアーなどを限定企画している。
特に冬の早朝、氷点下の澄み切った空気の中で五重塔の屋根にうっすらと雪が積もり、朝日に照らされる富士山を眺めるツアーは、欧米豪を中心とするインバウンド層から高い評価を得ている。分散型観光の成功例として全国の自治体からも熱い視線が注がれる。