病院の急性期病棟で始まった姿勢保持へのこだわりは、いまや回復期、療養病床、そして在宅療養の現場へと確実に波及している。介護者の慢性的な腰痛や疲弊を防ぎつつ、要介護者の残存能力を最大限に引き出すこのアプローチは、超高齢社会が直面するマンパワー不足に対する具体的かつ現実的な処方箋にほかならない。
ほんの数センチのポジショニングブロックの配置、わずか数度の背もたれ角度の変更。その小さな工夫が、ひとりの患者の呼吸を救い、声を取り戻させ、家族との対話を再び生み出していく。ベッドサイドのわずかな空間で繰り広げられる姿勢の最適化は、人間の尊厳を支える医療・ケアの本質そのものである。 (出典: 背面 座位(Yahoo!ニュース))
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