この強烈なフレーズの歴史は意外にも古い。元々はネット掲示板や動画共有サービスの黎明期、難解な操作性や不条理な難易度を誇るレトロゲームに対する自虐的な吐露として生まれた。当時からゲーマーたちの間で「あるある」として愛されてきた言葉だが、SNSの拡散力が極限に達した2026年現在、その意味合いは少しずつ変容を遂げている。
かつては真の駄作に対する絶望の言葉だった。しかし現代において、このフレーズは半ば一種のコミュニケーションツール、あるいは「高難易度コンテンツに挑んでいる証」としての勲章に近い役割を果たしている。言葉の激しさとは裏腹に、発言者の多くが本気でゲームを嫌悪しているわけではない。むしろ、それだけ真剣に画面に向き合っていたことの裏返しなのだ。