InstagramとTwitterの普及は、ミスコンの在り方を根本から変えた。かつてはキャンパス内だけの話題だったが、今やファイナリストのSNSフォロワー数が数千人に達することも珍しくない。
出場者たちは戦略的にコンテンツを発信する。日常のおしゃれな写真、学業や趣味への取り組み、応援への感謝メッセージ。人柄が伝わる投稿が支持を集める傾向にある。
ただしSNS時代の弊害もある。誹謗中傷のリスクだ。心ない言葉を投げかけられる出場者もおり、実行委員会はメンタルサポート体制の強化を図っている。カウンセリング窓口の案内、SNSリテラシー講習の実施など、対策は年々充実してきた。
インフルエンサーへの道
ミスコングランプリ獲得は、インフルエンサーへの足がかりとなる場合がある。卒業後もSNSでの活動を続け、企業とのタイアップやモデル活動につなげるケースが見られる。
だが全員がその道を選ぶわけではない。多くは普通に就職し、社会人としてのキャリアを歩む。ミスコンの経験は履歴書の一行に過ぎないが、「困難に挑戦した経験」として面接でアピールポイントになることもあるという。