数十万円の予期せぬ出費を遠ざけ、愛車のDPFを20万キロ以上長持ちさせるための鉄則は、日頃のちょっとしたメンテナンス習慣にあります。
最重要となるのが、クリーンディーゼル専用規格オイルの厳守です。ガソリン車用オイルや規格外の粗悪油に含まれる金属添加剤(リンや硫黄)は、燃焼しても灰(アッシュ)として残り、DPFの目を二度と取れない形で目詰まりさせます。必ず自動車メーカーが指定する「JASO規格(乗用車ならDL-1、大型ならDH-2など)」に適合した低灰分オイルを選び、推奨サイクルで定期交換を徹底してください。
乗り方の面では、「週末に1回、20〜30分程度の中長距離クルーズを取り入れる」習慣が最大の防衛策です。バイパスや高速道路でエンジンに一定の負荷をかけ、排気温度を健全に高めてあげるだけで、自動再生が正常に完了し、未燃焼カーボンの堆積を劇的に防ぐことができます。