ひとたび大麻所持や使用で逮捕された場合、学生を待ち受けているのは過酷な社会的制裁です。成人年齢が18歳に引き下げられたことで、大学生の逮捕は基本的に実名報道の対象となります。一度ネット上に刻まれた逮捕歴や実名情報はデジタルタトゥーとして半永久的に残り、就職活動や将来のキャリアに壊滅的な打撃を与えます。
各大学の処分基準も極めて厳格です。かつては見られた「無期停学による反省」といった温情措置は影を潜め、多くの大学が「懲戒退学(一発退学)」を原則とする方針を打ち出しています。
また、運動部内で摘発者が出た場合の連帯責任も避けられません。当該学生の退部処分にとどまらず、部の無期限活動停止やリーグ戦の出場辞退、最悪の場合は廃部へと追い込まれ、薬物に関与していなかった他の部員の努力や将来まで一瞬で奪い去ることになります。