出雲大社の主祭神である大国主大神は、国造りの神であり「幽冥(かくりよ=目に見えない世界)」を司る神とされています。目に見えない人の運命や人と人との繋がりを結ぶ権能を持つため、単に男女の恋愛だけでなく、仕事、友人、環境などあらゆる人間関係のネットワークを統括しています。
大国主大神がもたらす神徳の神髄は、「魂の結び直し」にあります。病的な依存関係、金銭トラブルを招く知人、自分を苦しめる職場など、本人が無意識に抱え込んでいる悪縁や心の澱(おり)をそのままにしていては、どんなに強い良縁も入り込む隙間がありません。
参拝者が自らの現状と向き合い、誠実に祈りを捧げたとき、大国主大神はその圧倒的な神威によって不要な執着を解き放ち、スペースの空いた心に本物の縁を呼び込んでくれるのです。