では、具体的に何が違うのか。整理すると以下の3点に集約される。
1つ目は「言葉の由来」だ。キーマは「素材(ひき肉)」を指し、ドライは「状態(水分がない)」を指す。このため、ひき肉を使って水分を完全に飛ばしたカレーは、「キーマカレー」であり「ドライカレー」でもあるという重複状態が発生する。
2つ目は「肉の種類」だ。インド発祥のキーマカレーは宗教上の理由から豚肉や牛肉が使われることは稀だが、日本生まれのドライカレーは合い挽き肉や豚ひき肉が主流である。
3つ目は「ご飯との関係性」だ。ドライカレーはご飯と一緒に炒めて一体化させることがあるが、キーマカレーはあくまで「カレーソース」であり、ご飯やナンとは別々に調理され、食べる直前に合わせる。