メディアへの露出が少ない大物ミュージシャンには、ネット上で根拠のない噂や憶測が飛び交いがちです。検索頻度の高い代表的な3つの噂について、事実関係を整理して検証します。
1. 「音楽界から完全引退した」という誤解
ネットニュースや一部のまとめ記事で「完全引退」と表記されることがありますが、これは明白な事実誤認です。氷室京介本人が宣言したのはあくまで「ライブ活動の無期限休止」であり、音楽制作そのものを辞めるとは一度も発言していません。公式発表資料でも「アルバムのリリースや楽曲制作はライフワークとして続けていく」方針が一貫して示されています。
2. 「BOØWYの奇跡的な再結成」の可能性
ファンの間で今なお語り継がれるBOØWYの再結成ですが、現実的な可能性は極めて低いと言わざるを得ません。布袋寅泰、松井常松、高橋まことの各メンバーはそれぞれ個々の音楽人生を歩んでおり、互いへのリスペクトは保ちつつも、過去の再現ではなく「現在進行形の表現」を優先しています。氷室自身も『LAST GIGS』でBOØWY時代の楽曲を堂々と歌い切ったことで、ひとつの時代に完全なケジメをつけた形となっています。
3. 「新曲リリースやニューアルバム」への期待
『LAST GIGS』前後に語られていた「納得のいくアルバムが完成したら届けたい」という構想は、現在も立ち消えになっていません。ロサンゼルスのスタジオで書き溜められたデモ音源は多数存在すると伝えられており、完璧主義者である彼が自身の納得できるクオリティに達した段階で、サプライズ的に新曲が発表される可能性は十分にあります。