京都エリアで唯一、最高峰の映像・音響環境を体験できるのが、南館に配されたドルビーシネマです。通常鑑賞料金に対して一律500円の追加料金(3D作品の場合は追加900円前後)が必要となりますが、SNSや映画愛好家のコミュニティでは「一度ドルビーシネマを体験すると、通常スクリーンには戻れない」という絶賛の声が絶えません。
ドルビーシネマが評価される最大の理由は、広色域と圧倒的なコントラスト比を誇る「Dolby Vision(ドルビービジョン)」にあります。従来のシネマプロジェクターでは避けられなかった「暗闇シーンでの白浮き」が皆無であり、完全な「真の黒」が表現されます。SF大作の宇宙空間や、サスペンス・ホラーにおける夜の情景など、暗部のディテール表現においては他の追随を許しません。
さらに、頭上を含む空間全体に独立したスピーカーを配置し、音のオブジェクトが縦横無尽に移動する「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」が合わさることで、観客は劇中の世界に放り込まれたような錯覚を覚えます。シアター入口へと続く廊下「AVP(オーディオ・ビジュアル・パスウェイ)」から劇場のデザインに至るまで、黒で統一された徹底的な光の遮断構造が取られており、純粋に作品へ集中できる没入環境が担保されています。