参加者の高齢化は深刻だ。若年層の音楽離れ、部活動の縮小、デジタルエンターテインメントの台頭。複数の要因が重なり、若い世代の参加が減少している。
対策として、SNSを活用した情報発信を強化する音楽祭が増えた。Instagram や YouTube で練習風景や過去の公演動画を公開する。若者の関心を引くビジュアル戦略が求められている。
コロナ禍は音楽祭に大きな打撃を与えた。2020年から2021年にかけて、多くの音楽祭が中止または規模縮小を余儀なくされた。しかしこの危機が新たな形式を生み出すきっかけにもなった。
デジタル化とハイブリッド開催
オンライン配信を導入する音楽祭が急増した。会場に来られない人も視聴できる。録画公開により、後日ゆっくり鑑賞できる。アーカイブとして蓄積されていく価値も大きい。
ハイブリッド開催という新しいモデルも確立されつつある。会場での生演奏とオンライン参加を組み合わせる。遠隔地の音楽家がリモート出演する試みも始まっている。技術的課題はあるが、可能性は広がっている。