単に予算が少なくて技術が未熟なだけの作品と、時代を超えて愛される名作の違いは一体どこにあるのだろうか。その答えは、制作者たちが「本気でふざけているか」という熱量の違いにほかならない。観客を驚かせたい、笑わせたいというピュアな情熱がある作品は、たとえ技術的な不完全さがあっても愛おしさに変わる。
逆に、狙いすぎた笑いや計算高すぎるチープさは、視聴者に冷めた印象を与えてしまう。カメラの向こう側で監督や役者たちが大真面目にバカなことを追求している熱気こそが、視聴者の壁を突き破って笑いの渦へと引きずり込むのだ。