デンタルフロスとは?歯ブラシだけでは取れない4割の汚れとプロの正しい使い方

デンタルフロスとは?歯ブラシだけでは取れない4割の汚れとプロの正しい使い方

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デンタルフロスは、単なる口元の身だしなみにとどまらず、将来の医療費削減と全身の健康寿命を左右する極めて投資対効果の高いセルフケアです。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

▼ 即座に毎日のフロスを習慣化すべき人:
・過去に虫歯の治療経験があり、銀歯やレジン充填などの詰め物が多い人(詰め物の境目はプラークが溜まりやすく二次虫歯リスクが高い)
・朝起きた時の口内の粘つきや口臭が気になる人
・歯茎が引き締まっており、歯間ブラシの最小サイズ(SSSS等)でも挿入時に抵抗がある10代〜40代

▼ 慎重な器具選び・専門家の指導が必要な人:
・重度の歯周病により歯根が大幅に露出し、歯間に広範な隙間がある人(フロスだけでは清掃面積が足りないため、適切なサイズの歯間ブラシとの併用が必須)
・手の震えや関節炎などで指先の細かなコントロールが困難な人(ロール型ではなく、持ちやすいロングハンドルのY字型ホルダーを選択すべき)

歯周病菌は歯肉の毛細血管から血流に乗り、全身を巡ることで動脈硬化、糖尿病の悪化、誤嚥性肺炎、認知症リスクの上昇など、重大な全身疾患に関与することが医科歯科連携の現場で解明されています。「1日1回、就寝前のフロス」を習慣づけることは、80歳になっても自分の歯を20本以上残す(8020運動)ための最も確実な防衛策です。

池田 達也
Author

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。