この2大ガイドブックの最大の違いは、それぞれの出版社の「出自」にあります。
「るるぶ」の名前の由来は、「見る」「食べる」「遊ぶ」の語尾をとったもの。旅行会社のJTBグループが母体であるため、観光スポットの紹介や、その土地で「何ができるか」という体験価値の提案に圧倒的な強みを持っています。誌面はまるでテーマパークのパンフレットのようにカラフルで、めくるだけでワクワクするようなエンタメ感に満ちています。
一方の「まっぷる」は、道路地図(ツーリングマップルなど)で有名な昭文社が発行しています。そのため、情報の正確性と「位置関係の分かりやすさ」において右に出るものはいません。単にスポットを紹介するだけでなく、そこへどうやって行くのか、効率的なルートはどれかといった、移動のストレスを極限まで減らす工夫が随所に凝らされています。