楽天モバイルの契約者数は着実に積み上がり、ARPU(1ユーザーあたりの平均売上)の底上げも進む。自社回線エリアの拡大に伴うローミング費用の大幅削減は、固定費の圧縮という形でダイレクトに損益計算書へ寄与し始めた。
かつて「年間数千億円の赤字垂れ流し」と揶揄された時期は過ぎ去った。プラチナバンドの運用本格化によって都市部での接続品質が飛躍的に向上したことが、解約率の低下に直結している。単月EBITDAの黒字化が現実の数字として見えてきたことで、ショートポジションを取っていた空売り勢の買い戻しを誘発する局面も増えてきた。