日本の芸能界において、特定の宗教色を前面に出すことは、依然として最大のタブーの一つとされている。スポンサー企業はイメージ低下を極度に恐れるため、信仰を公表したタレントの起用には極めて慎重だ。
しかし、これは「信仰を持つこと自体が悪」という単純な話ではない。個人の信教の自由は憲法で保障されている。問題は、その信仰がタレントとしての商業的価値や、契約しているスポンサーのブランドイメージと衝突した際、日本の芸能システムがそれを許容するキャパシティを持ち合わせていない点にある。この構造的な問題は、2026年代後半に入っても何ら解決していない。