薬物依存の専門家は、これらの合成グミがよりハードな違法薬物への「入り口(ゲートウェイ)」になっていると指摘する。お菓子のような見た目と、手軽に手に入るというハードルの低さが、若者たちの薬物に対する警戒心を麻痺させてしまうためだ。
「合法だから安全」という誤った認識が一度植え付けられると、より強い刺激を求めて覚醒剤やコカイン、あるいは海外から密輸された危険な合成麻薬(MDMAなど)へ移行する心理的障壁が著しく下がる。大阪のストリートで起きている現象は、単なる一過性の流行ではなく、深刻な薬物汚染の地殻変動の前兆かもしれない。