施術時の痛みについても、指は他部位とは比較にならないほど強烈だとされる。手の指は末梢神経が集中しており、皮膚のすぐ下に骨と筋が迫っているため、針の振動が直接骨に響くような激しい痛みを伴う。部位によっても痛みの質は大きく異なり、事前に特徴を把握しておくことが精神的な備えとなる。
最も痛みが強いのは、関節の節(関節部)や爪のすぐ上のエリアだ。ここでは痛覚が過敏に反応し、耐えがたい刺激を感じる人が多い。一方で、指の側面(側縁部)は比較的痛みがマイルドとされるが、前述の通り色落ちリスクが極めて高いジレンマを抱える。施術中は深い呼吸を意識し、リラックスした状態を保つことが、痛みを和らげる実用的かつ効果的なアプローチとなる。