ノスタルジーの拡散を加速させている最大の要因は、TikTokやInstagram、そしてバーチャル空間の存在だ。Z世代のユーザーたちは、昔のサンリオグッズをフリマアプリで宝探しのように探し出し、それを現代のストリートファッションと組み合わせてSNSに投稿する。「平成のサンリオ文具コレクション」といったショート動画は数百万回再生を連発し、リアルタイムを知らない世代にまで魅力を伝播させている。
さらに、サンリオ公式が展開するデジタル施策も見逃せない。ARフィルターやメタバース空間でのコラボイベントにおいて、過去のアーカイブキャラクターが限定アイテムとして登場。リアルなグッズだけでなく、デジタル上の「アバター着用アパレル」としても取引されるなど、Web3時代における新たな価値を生み出している。