結論から言うと、斉木楠雄は間違いなく「おっふ」しています。普段は透視やテレパシーによって他人の思考や肉体の内側まで見えてしまうため、照橋さんの美貌にも一切動じなかった斉木ですが、物語中盤でついにその鉄壁のガードが崩れる瞬間が訪れました。
その歴史的な場面が描かれたのは、原作漫画第214χ(コミックス20巻収録)およびアニメ第2期第17話です。休日に街中で偶然遭遇してしまった2人のエピソードで、斉木は照橋さんをやり過ごそうと必死に変装や回避を試みます。しかし、照橋さんは斉木らしき人物を見失っても決して怒らず、「斉木に似合う服」を一生懸命に選びながら、心の中で斉木のことをひたすら気遣っていました。
自分の都合やプライドではなく、純粋に相手の喜ぶ顔を思い浮かべて微笑む照橋さんの姿を目の当たりにした斉木は、思わず心の声で「……おふっ」と漏らしてしまいます。完璧な計算や美貌ではなく、彼女の内面からあふれ出た無邪気な優しさに、超能力者の心が完全に撃ち抜かれた瞬間でした。