横山裕、渋谷すばる、そして村上信五。後に「三馬鹿」と呼ばれることになるこの3人の関係性は、関西Jr.の歴史そのものと言っても過言ではない。東京への対抗心を燃やし、大阪の松竹座を拠点に活動していた彼らは、常に背中合わせのライバルであり、唯一無二の戦友だった。
当時の村上は、一歩引いて全体を見る現在のスタイルとは異なり、がむしゃらに前に出ようとする熱量に満ちあふれていた。ぶつかり合いながらも、関西発のエンターテインメントを確立しようともがいたそのプロセスこそが、彼のタフな精神力を養う土壌となったのである。