大通りの賑やかさから一歩路地に入ると、食通たちを唸らせる個人経営の名店がひっそりと暖簾を掲げている。改札を出て徒歩数分の範囲には、昭和の面影を残すレトロな居酒屋から、最新のトレンドを取り入れたクラフトビールバー、地場野菜をふんだんに使うイタリアンまで多彩なラインナップが揃う。
とりわけ注目したいのが、JR駅東口側の路地裏に佇む老舗のうどん店と、阪急側の高架下近くにあるスパイスカレーの専門店だ。前者は出汁の香りが通りまで漂い、昼時になれば地元企業のサラリーマンや学生で長蛇の列ができる。後者は店主のこだわりが詰まった日替わりカレーを提供しており、一度食べたら病みつきになるスパイスのブレンドが評判を呼んでいる。大手チェーン店で手早く済ませるのも悪くはないが、この街を訪れたなら改札周辺の隠れた名店に足を延ばさない手はない。