このプロダクトが革新的だった真の理由は、配合成分の科学的アプローチにある。単にカルシウムを入れただけではない。決め手となったのは、その吸収効率を高めるサポート成分CPP(カゼインホスホペプチド)の採用だ。
牛乳由来のタンパク分解物であるCPPは、小腸内でカルシウムが他の成分と結合して不溶化・排出されるのを防ぎ、体内への吸収を劇的に助ける働きを持つ。この理にかなった成分設計が評価され、1998年には厚生労働省(現・消費者庁移管枠組み)の厳しい審査を経て特定保健用食品(トクホ)の表示許可を取得した。
トクホという概念自体が誕生して間もない時期であり、科学的根拠を持った機能性ドリンクとして市場での信頼をゆるぎないものとした歴史的瞬間だった。