渡米前のキャリアで大きな転機となったのが、TOKYO MXの生放送情報番組『5時に夢中!』でのアシスタント務めだ。癖の強いコメンテーター陣が飛び交わせる過激な意見を絶妙な間合いで受け止め、番組の混沌を心地よいエンターテインメントへと昇華させた手腕は、業界内でも高く評価された。
当時の舞台裏を知る関係者は語る。「大橋さんは決して自分を偽らない。事前の打ち合わせから本番まで、常にオープンで嘘のないスタンスを貫いていた」。その姿勢があったからこそ、生放送という逃げ場のない現場でも本音のやり取りが成立していたのだろう。独立後のキャリアの基盤は、間違いなくこの現場でさらに固められたと言える。