二人の関係が浮上した当時、世間は「いつ入籍するのか」という一点に沸き立った。だが、結論から言えば二人が正式に婚姻届を提出することは一度もなかった。それにもかかわらず、なぜ「結婚」という二文字がこれほど強力に二人の代名詞となったのか。
その背景には、連日のように開かれた合同記者会見や、メディアの前で見せつけた常軌を逸した親密さがある。愛をアピールすればするほど、世間の不信感と関心は比例して高まっていった。交際発覚から破局に至るまでの約5年間、二人は常に「結婚間近」と報じられ続け、その度に日本中がその一喜一憂に振り回されたのだ。真相は、愛と野望、そして莫大な金銭トラブルが複雑に絡み合った、未完の結婚劇だったと言える。