2013年夏、過熱するAKB48グループの全盛期と、大手男性アイドルの絶対的支配力が交錯する最中で、そのスクープは炸裂した。未成年飲酒疑惑やグループの規律違反といった批判の矢が容赦なく降り注ぎ、翌2014年、鬼頭桃菜はSKE48からの卒業を余儀なくされる。世間の目は冷ややかで、表舞台からの完全な退場を予想する声が圧倒的だった。
一方の手越祐也も、バラエティ番組での天真爛漫なキャラクターで人気を博していたものの、アイドルとしての品位を問う声に晒された。従来の芸能界であれば、この手の一件は当事者たちのキャリアを永久に凍結させる致命傷になり得た。しかし、物語はここで終わらなかった。