実写映像の世界にとどまらず、声優としての評価も極めて高い。その代表格が、スクウェア・エニックスが手掛ける世界的大ヒットゲーム『ファイナルファンタジーVII リメイク』シリーズにおけるティファ・ロックハート役だ。
ティファは世界中に熱狂的なファンを持つアイコニックなヒロインであり、その声を担当することには並々ならぬプレッシャーが伴う。しかし、伊藤歩が吹き込んだ声は、可憐さの中に強い意思と包容力を宿した見事なものであった。実写映画で培われた細やかな感情表現が声の演技にも活かされており、「画面越しに伝わる実在感」は実力派ならでは。声の演技を通じ、ゲームファンという新たな層からも熱い支持を集めることとなった。