「母の日」という特定イベントへの手配をやめたからといって、必ずしも義理の実家と絶縁するわけではない。関係性を適度な距離感で維持するために、代替案を導入する家庭が増えている。例えば、年数回の帰省時に少し上質な手土産を持参する方式への一本化だ。これなら現物を直接手渡せるため、配送の手間や「届いた・届かない」の連絡ストレスから解放される。
孫がいる家庭であれば、子どもの描いた絵やメッセージカード、写真を送る形式に切り替えるのもスマートな解決策だ。大人のギフト選び合戦から離脱し、孫からの素直な気持ちに焦点を移すことで、義母側も文句を言いづらくなる。物から「体験」や「メッセージ」への移行は、双方の心理的負担を劇的に軽やかにしてくれる。